PREGNANCY STAGE
妊娠初期
体調の変化に合わせた食事
ABOUT THIS STAGE
この時期について
妊娠初期は、つわりなどの体調の変化に合わせて食べ方を調整しながら、葉酸や鉄、食品の安全性を確認する時期です。特定の食品に効果を期待せず、無理のない範囲で食事と水分をとり、アルコール・カフェイン・水銀などは詳しい注意情報を確認します。
FOOD BASICS
食事の基本
- つわりがあるときは、特定の食品で症状が改善すると考えず、体調に合わせて食べられるものを選び、食事の回数や量を無理のない範囲で調整する
- 水分も無理のない範囲で補給する。水分や食事がほとんどとれない、体重が減るなどの場合は医療機関に相談する
- 通常の食品から葉酸を摂ることに加え、妊娠初期は、サプリメントや葉酸強化食品など通常の食品以外から葉酸400µg/日を付加的に摂ることが望まれる。多く摂るほどよいものではないため、製品表示と摂取量を確認する
- 鉄を含む食品をほかの食品と組み合わせる。体調や検査結果によって個別の対応が必要な場合は医療機関に相談する
- ビタミンAは必要な栄養素ですが、レバーやサプリメントなどに含まれるレチノールを過剰に摂らない。緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンまで一律に避ける必要はない
- 妊娠中は飲酒を避ける。カフェインは飲料や食品から摂る一日の合計を確認し、一部の魚介類に含まれる水銀は魚種と量を確認する
- 生肉、生魚、加熱していない食品は、食品ごとの注意点と加熱状態を確認する。魚や卵などを一律に避けるのではなく、種類と食べ方を確認する
NUTRIENTS
意識したい栄養素
時期別の基準値は各栄養素の詳細ページで確認できます。
CAUTION COMPONENTS
確認したい注意成分
摂取量や対象食品などの詳しい情報は、成分ごとのページで確認してください。
RELATED FOODS
関連する食品

枝豆
基本的にOK枝豆は妊娠中も通常の食品として食べられます。大豆食品の一つとして、他の食品と組み合わせながらバランスよく取り入れましょう。
豆類
ブロッコリー
基本的にOKブロッコリーは妊娠中の食事に取り入れられる野菜です。葉酸やビタミンC、食物繊維などを含みます。特定の食品だけに偏らず、さまざまな野菜と組み合わせて食べましょう。
野菜
ほうれん草
基本的にOKほうれん草は妊娠中も基本的に食べられる野菜です。葉酸、鉄、カリウムなどを含みます。特定の食品だけに偏らず、さまざまな野菜と組み合わせて食べましょう。
野菜
小松菜
基本的にOK小松菜は妊娠中も基本的に食べられる野菜です。葉酸、カルシウム、鉄などを含みます。食事全体のバランスを考えながら取り入れましょう。
野菜
納豆
基本的にOK通常の食品としての納豆は、妊娠中も食事に取り入れられます。納豆を一律に危険とは扱いませんが、大豆イソフラボンを濃縮・強化したサプリメントや健康食品を食事に上乗せすることは推奨されていません。
豆類
豆腐
基本的にOK豆腐は妊娠中も通常の食品として食べられます。豆腐などの伝統的な大豆食品は、他の食品と組み合わせてバランスよく取り入れましょう。
豆類
かつお
基本的にOKかつおは妊娠中も基本的に食べられます。食品安全委員会では、メチル水銀について特に注意が必要でない魚として案内されています。刺身やたたきなど生または加熱が不十分な状態で食べる場合は、食中毒予防に注意しましょう。
魚介類
あさり
基本的にOKあさりは妊娠中も基本的に食べられます。加熱調理用の二枚貝は、中心まで十分に加熱して食べましょう。
魚介類CAUTION FOODS
注意したい食品
「食べてはいけない一覧」ではありません。種類・量・調理方法など、食品ごとの注意点をご確認ください。

レバー
注意が必要レバーは鉄などを含みますが、鶏・豚レバーにはビタミンAが非常に多く含まれるため、妊娠中はなるべく控えることが案内されています。また、生・加熱不十分なレバーは食中毒リスクがあるため十分な加熱が必要です。
肉類
コーヒー
注意が必要妊娠中にカフェインをゼロにする必要はありませんが、摂り過ぎには注意が必要です。コーヒー以外の飲み物や食品に含まれるカフェインも合わせて考えます。
飲み物
エナジードリンク
注意が必要エナジードリンクには商品によって多量のカフェインが含まれることがあります。妊娠中は商品表示でカフェイン量を確認し、コーヒー・紅茶・緑茶など他の飲料から摂る分も合わせて考えましょう。
飲み物
生ハム
避ける妊娠中は生ハムを避けましょう。生ハムはリステリア食中毒の原因食品例で、妊娠中の感染は流産や胎児・新生児への影響につながることがあります。
加工肉
スモークサーモン
避けるスモークサーモンはリステリア食中毒の原因となり得る食品として公的資料に挙げられているため、妊娠中はそのまま食べることを避けましょう。食べる場合は、中心まで十分に加熱された料理を選びます。
魚介類
刺身
注意が必要妊娠中に刺身を一律に禁止する公的基準はありませんが、生の魚介類にはアニサキスなどによる食中毒リスクがあります。また、魚種によってはメチル水銀の摂取量にも注意が必要です。魚の種類と生食のリスクの両方を確認しましょう。
魚介類
まぐろ
注意が必要妊娠中も食べられますが、種類によって水銀量が異なるため、種類と食べる量に注意が必要です。
魚介類
卵
注意が必要十分に加熱した卵は妊娠中の食事に取り入れられます。生卵や加熱不十分な卵はサルモネラ食中毒のリスクがあるため、妊娠中はできる限り十分に加熱した卵料理がすすめられています。
卵SOURCES
この情報の出典
体調、妊娠経過、持病、医療機関からの指示などにより適切な食事は異なります。個別の判断が必要な場合は、医師・助産師・管理栄養士などへご相談ください。